みんな、今日もセカイに来てくれてありがとう

みんなが来てくれるようになって、 セカイが本当に賑やかになったわね

ええ。この調子で、私達も盛り上げていきたいわ！

それにしても、 ここでこうしてみんなで歌うのは何回目になるのかな？

みんなは、僕達と初めて会った時のことは覚えているかい？

いろいろなことがあったよね

そうそう！　オレとリンの記念日を、 一緒にお祝いしてもらったりしたよね！

それに、新しい１年を迎えるために、 みんなでカウントダウンしたわね

あ、でも一番楽しかったのは、 ハロウィンでカイトにいたずらしたことかも

あれ？　いたずらされたっけ？

セカイのみんなのハロウィンを見に行こうって言って、 いたずらはやめてくれたはずだけど……

カイト、まだ気づいてなかったんだ

じゃあもうこのまま言わないでおこっか

えっ！？　待って、どういうこと？

そんなにいくつもいたずらされてたの！？

はいはい。あとで教えてあげるわ

ふふっ

こんなに楽しい思い出をみんなと一緒に作れて、 すごく嬉しいな

それに、セカイにいる子達のことも応援してくれて、 本当にありがとう

もしかしたら、今日初めてセカイに来てくれたっていう人も いるかもしれないわね

うん

まだセカイと出会ったばっかりの人達も、 これからたくさんの歌と出会って、 いろいろな思い出を作ってくれたら嬉しいな！

そのためにも、今日も歌を届けなくっちゃ！ みんなも聴いてくれる？

すごく期待してくれてるみたいね！

そうだね！ それじゃあ——歌おう！

これだけのみんなが聴いてくれている中で歌うのは楽しいね

うん！　みんな、ありがとう！

あ……

わー！　セカイにある想いの光も いつもよりもたくさんキラキラしてる！！

きっと、セカイにいるあの子達も、 これから歌おうとしているんじゃないかしら

いいわね！　みんなでちょっと見に行かない？

『行く行くー！』

オッケー！　それじゃあ、レッツゴー！

『おー！』

あはは。あの３人は、本当に行動が早いなぁ

そうね。 じゃあ、私達も行きましょうか

うん！

みんなも、よかったら セカイの子達に会いに行ってあげてね！

あれ、一歌？ 練習にはまだ少し早いんじゃない？

そうなんだけど……ミクと少し話をしたくて。 今、いいかな？

いいよ。 それで、どうしたの？

実は、こっちの世界で もうすぐ『バーチャル・シンガー感謝祭』っていうのがあるんだ

ファンフェスタって言ったりもするんだけど——

ミク達の歌が好きな人達が、歌を歌ってくれてありがとうとか、 これからも歌を聴かせてねっていう 気持ちをこめて歌ったりするイベントでね

なんていうか……。 せっかくミクと話ができるんだし、 直接、気持ちを伝えるのもいいかなって思ったの

それでわざわざ、ちょっと早く来てくれたんだ？

うん。 ……あ

来る前に、 なんて言おうかちゃんと考えてきたんだけどな……

ミクの顔を見たら、 伝えたいことがどんどんあふれてきて……えっと……

いっちゃん、やっぱり先に来てたんだ！

あ、みんな

ねえねえ！ 練習の時間にはまだ早いけど、１曲合わせない？

咲希ちゃん、さっきまでルカさんと自主練習をしてて、 すごく調子いいみたいなの

それで、その感覚忘れないうちに、 ライブ本番のつもりで合わせてみたいんだって

あ、うん。どの曲でやろうか？

needLeだよ！

あ……！

ミク、さっきの話なんだけど、演奏のあとでもいいかな！？ あの曲を歌ったら、言いたかったこともまとまるかも！

ふふ。もちろんいいよ

ありがとう！

もしかして、話の邪魔をしちゃったかしら？

そんなことないよ。一歌もああ言ってるしね

そう。それならよかったわ

いっちゃん。急にお願いしちゃったのに、ありがとう！

ううん。じゃあ、さっそく——

あ、見て！ セカイもなんだか賑やかになってきてるよ

本当だ。いいタイミングだね

みんな、いつも聴きに来てくれてありがとう！

これから演奏するから、 みんなもよかったら楽しんでねー！

それじゃあ——やろうか、一歌！

うん！

みんないくよ——needLe！

ルカさん！ 教えてもらったところ、うまくいきました！

ええ、バッチリだったわ！ みんなの演奏、聴くたびに上達していっているわね

本当ですか……！

もちろん！　特に、プロになると決めてから、 技術も想いも、どんどん成長しているのを感じるわ

やったー！　成長してるって、しほちゃん！

はいはい。そうやってすぐ調子乗るんだから

でも——、私達が成長できてるのは、 きっとミクやルカ達のおかげだよ

最初なんて、 ものすごくちぐはぐな演奏しかできなかったけど……

私達がちゃんと向きあえるように寄り添ってくれて、 励ましてくれて

私が、志歩や穂波と話す勇気を持てなかった時も、 背中を押してくれて

それに、ミク達がいなかったら、 4人でプロを目指すなんて大きな夢も、きっと持ててなかった

だから——

ここに私達を呼んでくれて、 そばにいてくれて、本当にありがとう

一歌……

えっと……これがたぶん、伝えたかった気持ちだと思う。 ちゃんと言葉にできて、よかった

うん。一歌の言葉、ちゃんと受け取ったよ。 ありがとう

なになに！？ いっちゃんとミクちゃんだけでわかりあっててズルいよー！

アタシだって、ミクちゃんやルカさんに すっごく、すっごく感謝してるよ！

うん、わたしも！

そうだね。本当に、いろいろ助けてもらってるし

そう言ってもらえて、私も嬉しいわ

成長していくみんなを、これからも見守らせてちょうだいね？

そうだね。 みんなが進むその先を、私達に見せて！

うん！

みんなー！ MORE MORE JUMP！ feat.ミクちゃんの 合同ライブに来てくれてありがとう！

わたしもMCでどんどん盛り上げるから、 一緒に楽しもうねーーーっ！

あっ！　みんなの準備ができたみたい！

それじゃあお待ちかねの、合同ライブスタート♪

――ひとしずくの幸せ、とどけます。 MORE MORE JUMP！　日野森雫です！

今日もみんなに愛をデリバリー！ ラブリー！　フェアリー！　愛莉ー！ MORE MORE JUMP！　桃井 愛莉ですっ★

遥か遠く、どこまでも！　希望の歌が届きますように！ MORE MORE JUMP！　桐谷 遥です

夢はき～っとみのりんりんっ♪ アイドル界のこたつになりたい！ MORE MORE JUMP！　花里みのりです！

みんなの想い、心をこめて歌います！ キラキラアイドル！　初音ミクです♪

えへへっ、これで全員そろったね♪

ええ！ みんな、今日もライブに来てくれてありがとう！

わたし、初めてキャッチフレーズを使ってみたんだけど、 どうだったかな？

ふふ。喜んでもらえたみたいね

……よかった。 実はちょっとだけドキドキしてたんだ

でも、こんなに喜んでもらえるなんて！ 遥ちゃん達と頑張って考えたかいがあったな♪

私のほうこそ、やったことがなかったから、 一緒に考えてもらって助かっちゃった

ふたりはともかく……。 みのりは、結局アレにしたのね

え？　だって『みのりんりん♪』っていう響きがかわいいし！

そっちじゃなくて、こたつのこと言ってんのよ

もっとかわいいい感じのキャッチフレーズもあったんだから、 そっちにすればよかったのに

あら。私は好きよ、こたつ。 みのりちゃんのぽかぽかーっていう雰囲気にぴったりだもの

ふふ。たしかにそうかもね

あ、みんなもそう思ってくれてるみたいだよ

わーい、やったー！ みんなありがとう！

まったく……。まあ、配信で見せるわけじゃないし、 今日のところはよしとしておいてあげるわ

えへへ

じゃあ、そろそろみんなお待ちかねの、ライブターイム！

では、意気込みをどうぞっ！

うん。ありがとう、リン

——私達、最近MORE MORE JUMP！として 小学校のイベントに呼んでもらったの

すごく楽しかったし、 いい経験をさせてもらったのよね

ええ。ファンのみんなに希望を届けるだけじゃなくて、 わたし達もファンのみんなから たくさん希望をもらっちゃったわ

応援して、応援されて、また応援して—— そうやって、アイドルとファンは、 お互いに希望を届けあえるんだよね！

そうね！　だから、 ファンのみんなからもらった希望と応援に恥じない、 最高のステージをみんなにお届けするわ！

みんな、準備はいい？

バッチリみたいだね♪ わたしもノリノリで応援しちゃうよー♪

ありがとう、リンちゃん！

それじゃあいくよー！ ——アイドル新鋭隊！

みんな、楽しんでくれたかしら？

わたしも楽しかったよ！ やっぱりコールがある曲って一緒に盛り上がれていいね♪

うん♪　ここにいる全員がひとつになったみたいな、 そんな素敵なステージだったね

それじゃあ改めて——

今日はわたし達のライブに来てくれて本当にありがとう！

みんなのおかげで一体感のあるライブができて、 とっても楽しかったわ

少しずつになるけど、 みんなに披露できる歌もダンスも増やしていくね

ライブも、もっともっと楽しめる感じに していきたいって思ってるから、期待してて！

じゃあ最後にアレでしめよーう！！

あっ！　もあもあ～～～っっていう、アレ！？

リンちゃん、大正解！

『もっともっとたくさんの歌を！』

『もっともっとたくさんの元気を！』

『もっともっとたくさんの希望を！』

もっともっとも～っと たくさんの人達に届けられるように！

もあもあ～～～～～

『JUMP！』

ふたりとも、やっほー！

今日もこれから練習？

練習っつーか、特訓だな！

特訓？

おう。近々、イベントがあるんだが、 そこがオレ達も初めて歌うライブハウスなんだよ

それなりに歴史があるところらしくて、 俺も彰人も、いずれそこで歌えたらと話していたんだが……

そこからやっと呼ばれたんだよ。 うちのイベントで歌わねえかって

きっと、このあいだのSTAY GOLDをきっかけに、 ようやく認めてもらえたんだろうな

そうなんだ……！

……リン！

うん……！　わたし達も、みんなに負けてられないね！

彰人、冬弥！　オレ達はオレ達で特訓しにいくよ！

おう、わかった

そのうち、また一緒に歌おう

うん、じゃーね！

——へえ。つまり、そこのライブハウスで歌うと、 チームとしての箔がつくって感じなんだ？

そう！　そこでガツンと一発決めて、 もっと上のチームとも対戦できるようになりたいんだよね！

ふふ。それで今日は、 本番に近い特訓がしたいって言ってたのね

はい！

あ、東雲くん、青柳くん、お待たせー！ ミクちゃんとメイコさんに来てもらったよ！

おう、サンキュー

ミクとメイコさんもありがとうございます

気にしないで。 みんなの成長が、私達の楽しみなんだから

それで特訓についてなんだけど、 メンツ、そのイベントで歌うとおり、4人じゃないとダメ？

そのつもりでいたけど……なんで？

私も、一緒に歌いたいなって思って

ただし—— 私は、私なりの全力で歌うけどね

えっ、それって……

たとえみんなでも、 油断してると吞まれちゃうかもね

そのほうが緊張感あっていい特訓になるでしょ？ ね、どう？

これは—— いつも以上にしめてかからなければ

ああ、けどたしかに最高の特訓になりそうだ

私も、頑張る！

杏ちゃんのおかげで、 ようやく自分を信じて歌えるようになったんだもん

みんなの隣で歌うために、 一緒に前に進むために、頑張る！

こはね……

——いよしっ、歌おう！！ ミク、よろしく！

そうこなくっちゃね。 ほら、お客さんもいい感じに集まってきてるよ

ホントだ！　みんな、いらっしゃーい！

あの！　これから歌うので、よかったら聴いていってね！

お前ら、準備はいいか？

ああ、いつでもいける

それじゃあ、歌おう！ ——Ready Steady！

お前ら、盛り上げてくれてありがとな！

おかげで、より本番に近いイメージで歌うことができた

すごく良かったわよ！　勢いもそうだし、 みんなの歌に対する覚悟も伝わってきた

うん。それに全員がしっかり 自分らしい歌いかたをできてたと思う

本当！？

よーし！　この勢いで、次のイベントも盛りあげちゃおう！

ああ。きっちり歌って、もっと先に進むぞ

ああ。この４人で、RAD WEEKENDを超えるために

『おー！』

いいチームになってきたね

ええ、本当に。 これからが楽しみだわ

おおー！　今日もたっくさん集まってくれてるー！ みんな、やっほーっ♪

えへへっ、いらっしゃーい♪

——それで、次のショーの内容は決まったのかい？

うん。今回のはワンダーステージでやる予定だから、 まあいつもやってる感じの冒険物になりそう

冒険！？　たのしそーう！ どんなお話なの？

ふっ、まあ落ち着けミク。 このオレがしっかり説明してやろう！ まずコンセプトは——

原点回帰さ。 多くの人の前でショーをやることになった僕達だからこそ、 一度、立ち返るべきと考えたんだ

おい、類。 今まさにそれをオレが説明しようと……！

それでね！　魔法使いとか気の小さい怪物とか、 おもしろい子達がたっくさん出てくるんだよ！

あっ！　えむ、お前までっ……！

魔法使いに怪物……！？

そうとも！ 次のショーは『オズの——

『オズの魔法使い』のように、ちょっと不思議な４人組が 大事なものを思い出すための旅に出るっていうお話だよ

寧々！？

素晴らしい！　寧々、最高の流れだったね！

まあね

わーい！　あたし達、息ぴったり♪

そんな変なところで息をあわせるんじゃない！

はははっ（司以外、観客と一緒にみんなで笑う）

でも、そうか……。 大切なものを、思い出す旅か——

ああ。次のショーは、 オレ自身が経験したことを落としこみたいと思っている

だからカイト、オレ達の想いから生まれたあの歌を もう一度歌わせてくれないか？

おや？　あの歌もこのセカイも、 君の想いから生まれたものだと聞いていたけれど……

まあ、実際のところはそうらしいが……

ミクやカイト達の協力もあったとはいえ、 お前達と出会わなければ、オレはセカイと向きあうことも、 本当の想いを思い出すこともできなかっただろう

だからあれは、 オレ達の想いから生まれた歌だと、オレはそう思っている！

司くん……

……ほんと、ときどきいいこと言うよね

ときどきとはなんだ

えへへっ☆

あの歌が司くんにとって 大切な歌になってくれたのなら、僕も嬉しいよ

えむちゃんや、寧々ちゃん、 類くんにとってもね

それはもう。 ね、寧々？

うん！

よし！　ではワンダーランズ×ショウタイムが 真の意味で結成されたあの瞬間を思いだしながら歌うぞ！

フフ。 それじゃあみんなも、よければ一緒に楽しもう

では、いくぞ！ ——セカイはまだ始まってすらいない！

とてもいいショーだったね

どうだい。あの時の気持ちは、思いだせたかな？

ああ！　これ以上ない仲間を得られた嬉しさ、 ともにショーをする楽しさ、そして——

みんなに笑顔を届けられるという喜び！ そのすべてを改めて感じた！

うん！　あたしも、すっごく楽しかった♪

カイトさん達までつきあわせたんだから、 いいストーリーにしてよね

任せておけ！ 演出しがいのある、素晴らしいストーリーを書いてやるぞ！

フフフ、それは楽しみだ

僕も、楽しみにさせてもらうよ

ミクもミクも―！

ああ！

……奏の曲だね。 落ち着く？

……うん。聴いていると、少し安心する

あの時、感じたあのあたたかさが—— まだ、ここにある

まだちゃんとここにあるって感じられることに、 少しだけ、安心できる

まふゆ……

…………。 歌……

え？

よく、わからないけど……歌いたいの。 私の想いから生まれたっていう、あの歌……

——わたしも、歌いたい

……そうだ。みんなに来てくれるか、聞いてくる

あ……。ミク……

——まふゆ

あ、奏……

ミクが呼びに来てくれたの。 まふゆが、歌を歌いたいって言ってるって

いたいた～♪　珍しいね、 まふゆから歌おうなんて誘ってくれるの

絵名と瑞希も来てくれたの？

まあね。ミクが、あんたが歌いたがってるって言うから しかたなーく来てあげたの

それに、ご飯食べてちょっと眠くなってたところだったし、 眠気覚ましついでにね

……まふゆ。 みんな、来てくれた

……うん

で、なんで急に歌いたいなんて言い出したわけ？

……この前、奏の曲を聴いて、 あたたかさを感じられた

だから今なら、私の想いから生まれたっていうあの歌からも 何かを感じられるんじゃないかって

ひとりで歌ってもよかったんだけど……

まふゆが想いを見つけられたのは、 みんながいてくれたからだから

だから、みんなに来てほしかった

そっか。それでボク達を……

そういうことなら、わたし達も一緒に歌うよ

うん。ここまで歌に乗り気なまふゆも、見たことないしね

歌おう、まふゆ。みんなで

うん

じゃあ、いくよ—— 悔やむと書いてミライ

あ……。みんなも、聴いててくれたみたい

ホントだ！ みんな、今日も来てくれてありがと～♪

いつもは寂しいところだけど、 歌ってる時は不思議と賑やかだよね

それで……。 まふゆ、何か感じられた？

……うまく、言えない。 でも……やっぱり何か、感じる気がする

苦しいけど、何か……

……感じられてるのなら、いいんじゃないかな

そうそう。スンとした顔で 『わからない』とか言われるよりは全然マシ

まふゆ、やっぱりちょっとずつ変わってきてるみたいだね

そう、なんだ……

……みんな、来てくれてありがとう

はいはい。どういたしまして

じゃあ、戻って作業の続きやろーっと♪

よし、私も！

ミク——

みんなを呼んでくれて、一緒に歌ってくれて、 ありがとう

ううん。 まふゆが喜んでくれて、わたしも嬉しい

また来るね、ミク

うん

あ……。 たくさんのセカイから、想いの欠片が集まってく……

奏達みたいな、あたたかい想いや、 キラキラした想い——

……新しい歌が、 生まれようとしてるのかもしれない

——いってらっしゃい、奏

ん……。あれ？ 部屋に戻ろうとしたのに……なんで？

え……ミク！？

びっくりさせちゃってごめんね

キミ達の想いから新しい歌が生まれようとしてるんだ。 だから、その歌を一緒に歌いたくて

新しい歌……？　それって……

——そう、それで個人練習のために 咲希達と違うところに移動したらいつの間にかここにいて

そうだったんだ。私やみのりちゃんも、 それぞれ歌の練習とかしてたんだけど、 休憩中にここに来ちゃったみたいで——

あ、ミクちゃんだ！

こはねちゃん、みのりちゃん、 それに一歌ちゃんもいらっしゃい

あ……。 なんか、前にもこんなことあった気がする

その時はたしか、司さんも——

なんなんだ、ここはーーーー！！

この大きな声、なんか聞き覚えが……

ん！？　ミク……と一歌に、 なにやら見覚えのある面子が……！

これでみんなそろったね

実は、また新しい歌が生まれようとしてるの

あともう少しなんだけど、 歌が生まれるのを、手伝ってくれないかな？

えっと、それって私達に手伝えるの？

もちろん！

なんだか楽しそう！　何をすればいいの？

私と一緒に、歌ってほしいな キミ達がそれぞれ持っている、大切な想いをこめて——

うん！　それなら私にもできそう！

わたしも！　みんなも、歌おうよ！

なんていうか、受け入れるの早くてすごい

あのふたり、意外と大胆なところあるから……

まあ、歌うというのであればオレもかまわんぞ！

ここはステージで、 今か今かとショーを待つ観客がいるのだからな！

あ、なんかデジャブ

私もです

ふふ。それじゃあ—— 一緒に歌おう♪

みんなー！ わたし達の歌を聴いてくれてありがとう！

私達の想い、伝わったかな

うん、大丈夫。 一歌ちゃん達の想い、ちゃんと受け取ったよ

さあ、新しい歌が生まれるよ！

わっ！　光が……！

わぁ……！

これは……！

……綺麗

綺麗なのは、キミ達の想いで輝いているからだよ。 それに……ほら、聴こえない？

ミク、これって……！

さあ、もう一度歌おう！　みんなで！

『うん！』

『ああ！』

みんな、オレ達のショーは楽しんでもらえたか？

よしよし！

キミ達は歌ってみてどうだった？

すごく楽しかった！ それに……

今日までの自分を褒めてもらってるような、 背中を押してくれるような、そんな気持ちになれたよ

あ、それわたしも感じたかも！

私も！

よかった！

キミ達が持っている想いはそれぞれ違うけど、 全部かけがえのない想いだから——

これからも、大切にしてね

うん！　チームのみんなとの大切な夢でもあるから、 絶対、大事にする！

夢……

私も、Leo/needとしてプロになるためにも、 もう絶対、失くしたりしない！

わたしも！　遥ちゃん達と一緒に、 みんなに希望を届けるアイドルになるために……！

オレも、オレ達のショーでみんなを笑顔にするために、 思い出させてもらった想いを大切にする

わたしは……、 夢とか希望とか笑顔とか、そういうのじゃないけど——

わたし達の曲を聴いてくれる人を救うために、 向きあい続けるよ

うん！

セカイは、いつでもキミ達を待ってるよ。 だから、また歌いに来てね！

みんな、あの子達の想いを見届けてくれてありがとう

あの子達が進む道は、 きっと楽しいことばかりじゃないけど——

それでも……想いを胸に、 進み続けてくれるって、わたしは信じてる

だからみんなも、あの子達を信じてあげてくれる？

ふふ、ありがとう！

みんなのことも、いつでもセカイで待ってるから。 また来てね

それじゃあ、バイバイ！