クリスマスショー、今日も満員でよかったね～！

そんなに人気なの？　良かったわね！

ああ、随分評判になっているみたいなんだ。 とても素敵な歌を聴くことができるショーだってね

やっぱり寧々ちゃんのおかげだね～☆ ありがとう、寧々ちゃんっ！

そうだな。今回の功労者として、 今ならしたいことを聞いてやらんこともないぞ！

いや、なんでアンタに聞いてもらわなきゃいけないわけ？

……あ、でも、だったら……またここで歌いたいかな

その、特に理由はないんだけど。クリスマスショーのおかげで、 また歌うのが楽しいって思えるようになったから……

もっと歌いたいなって思って

ミクも歌いたーい！

フフ。僕は異論はないよ。 司くんとえむくんはどうだい？

『もちろんっ』

……！ ありがとう、みんな

えっと……がんばって歌うね

じゃあ……いくよ！

わぁ！ すっごく楽しんでくれたみたいだね！

えと……わたしが上手く歌えなかった時、 助けてくれて……ありがとね

やっと、昔みたいに歌えるようになれた気がする

そうだね。今の寧々は、まるで水を得た魚のようだったよ

昔の歌いかたを思い出せてよかったわね。寧々ちゃん！

うん、ありがとう

それじゃあミク達への報告もすんだことだし、 オレ達はそろそろ帰るとするか！

えー！？　もう１回やりたーい！

ミクもやりたーい！

なっ。今歌ったばかりだろうが！ 明日もショーはあるんだから、また明日だ！

『えー！　ヤダヤダー！』

あーやかましいっ！ おい、寧々！　お前からも言ってやれ！

うーん。……わたしも、もう１回やりたいな

『やった～！』

な、何！？　裏切者め～！

それじゃあアンコールといこうじゃないか、司くん

そうだね、一緒に歌おう