それじゃあみんな、いっくよ～！ せーのっ

——最後の宣伝公演、お疲れさま～！

えへへっ、ありがとう！！

わざわざねぎらってもらえて嬉しいよ

アークランドの人達と一緒にやることになった時は すごく緊張したけど……最後までやりきれてよかったな

そうだな。 それに、おかげでとても勉強になったぞ

特に旭さんには、 本当にいろいろなことを教えてもらった

ああ、そうだね

僕も……とてもたくさんのことを学ばせてもらったよ

類くん……

フフ。この前はありがとう、ミクくん

心配しないで大丈夫だよ。 僕は僕なりに、想いを大事にすることにしたんだ

本当？

なになに？ 類くん、何かあったの？

ああ、この前少し、ミクくんに相談事をしていてね

なぬっ！　何か問題が起きていたのか？ 困ったことがあるならオレ達に言うんだぞ！

大丈夫だよ。少し悩んでしまったけれど、 ちゃんと僕の中では整理がついたから

……そっか。 それならよかった

フフ。みんなありがとう

——さて、宣伝公演も終わったことだ。 ここからはまた、ワンダーステージでの公演を 頑張っていこうじゃないか

ああ！　オレ達のショーを期待してくれている観客のためにも、 気合を入れてやっていくぞ！

うんっ！ みんながんばろ、わんだほ～いっ！

『わんだほーいっ！』

よーし！ それでは景気づけに、ショーをやろうではないか！

ああ、それならひとつ、歌いたいものがあるんだ。 それをやらせてもらってもいいかな？

うん！ 歌いたいのを歌うのが一番だもんねっ

フフ、ありがとう。 ——それではみんなも、楽しんでほしいな

『お気に召すまま』！

……やっぱり、楽しいね。 みんなとのショーは

あれ？　類くん、ぼんやりしてどうしたの？

……フフ。 あまりにも楽しくてね

まるで、今ここにいること自体が、 素晴らしいショーのようだと思ったんだよ

ここにいること自体が、 素晴らしいショーか……。なかなか詩的な表現だな

みんなといると、毎日ショーみたいに 楽しいもんね～！

そこまで言うと、ちょっとオーバーな気もするけど…… ま、間違ってはないかな

……えへへ、みんなニッコニコな笑顔だねっ！

うん！　みんな絶好調って感じだね！

次やるショーも、 さっきやったみたいな、ババーンってショーにしたいねっ♪

それはきっとやれるでしょ。 わたし達なんだからさ

——ああ！

ここに集まってくれたみんなも、ありがとう

僕達はこれからも、もっと成長していけると思う。 そう信じている

だから——次のショーを楽しみにしていてほしいな

さて、それじゃそろそろ 次の公演のこと相談しよっか

さんせ～い！ あたし、アイディアいっぱい考えてきたよ！

また妙ちきりんなアイディアじゃないだろうな……。 まぁ、突拍子もないからこそ、いい場合もあるんだが

フフ、みんなで話し合いながら、 ひとつひとつ決めていこうじゃないか

……うん！ みんな、がんばってね～！