皆さま、本日はワンダーランズ×ショウタイムの 特別公演にようこそお越しくださいました

普段であれば、皆さまのためのショーを お届けするのですが——

本日は私の誕生日。 そのため、少しだけわがままを聞いていただき、 私が今届けたいショーを披露いたします

このショーにて、ワンダーランズ×ショウタイムと 演出に掛ける私の想いが伝われば幸いです　

私の誕生日を祝いに来てくださった皆さま、 どうぞごゆるりとお楽しみください

そして、たまたまいらしたという皆さまも これも何かの縁と思って、よろしければおつき合いください

それでは、おまたせいたしました！

ワンダーランズ×ショウタイムと鏡音リンでお届けします—— 『ショウタイム・ルーラー』

皆さま、本日は私のわがままにおつき合いいただき ありがとうございました

『ありがとうございました！』

みんな、お疲れさまー！

ああ。リンくんも、お疲れさま。 今日はショーにつきあってくれてありがとう

えへへ、どういたしまして！

司くん、えむくん、寧々。 みんなも、ありがとう

司くん達が僕の演出を全力で実現してくれるから、 僕は今、僕が考える『最高のショー』を お客さん達に届けられていると思う

だから……。 本当に、ありがとう

なんだ今さら、みずくさいぞ

うんうん♪　類くんの演出、すっごくおもしろいから、 ショーもやっててとーっても楽しいよ

うん。わたしも

ふふ。類くん、よかったね！

ああ。僕が思う最高のショーが 今以上に最高になるように、これからも頑張るよ

——というわけで、早速だけど 新しい演出についての提案があるんだ！

えっ！　なになに聞きたーい！

リンも、リンもー！

……おい寧々、見ろ。 類のあの満面の笑みを

……うん。 またとんでもない演出を考えてる顔してる

今度はどんなぶっとんだ演出だ？ 月でも捕まえてくるのか？ それともワニにキャンディーをやって川を渡るのか？

フフ、それはそれで素晴らしい大冒険を描けそうだね

でも今考えているのは、司くん達だけじゃなくて、 観客全体を巻きこめるような演出なんだ

んなっ！？　つ、ついに客席にも雷を落とすのか！？

そんなわけないでしょ！

いや。当たらずといえども遠からず、かな

『えっ……！？』

なんだろー！ すっごく気になるねっ！

たしかに、気になるかも

オレは少々、心臓がドキドキしているが……。 類の演出でおもしろくなかったものなどないからな！

うんっ☆

——類、想いついた演出は遠慮なく言え。 実現できるように、一緒に考えていくからな！

……ありがとう、司くん

これからもみんなで一緒に、 最高のショーを作っていこう——

ありとあらゆる垣根を超えて、 すべての人が同じ感情でつながれる、そんなショーを

えへへ。そんなショーが作れたら、 あたし達もにっこにこになれるね！

ああ。すべての人には役者も—— 君達も含んでいるつもりだ

そしてそれが、 お前の笑顔にもつながっているというわけだな

——……フフ、そうだね！

よーし！　では最後に、 類の誕生日をここにいる全員で祝うぞ！

みんなー！ 準備できてるー！？

では、いくぞ！ ——類、誕生日おめでとう！！

『おめでとう！』

ありがとう、みんな

来てくれたみんなも、ありがとう！ これからも、僕達ワンダーランズ×ショウタイムを よろしく頼むよ