みんなー！　今日もセカイに来てくれて、ありがとう！

どうだった？　オレ達の演奏！ 結構、さまになってたでしょ？

あはは……。 普通に歌うより、こっちのほうが緊張するなあ

あら、本当？ そんな風には見えなかったけど

ええ！　私達の演奏を しっかり引っ張ってくれていたわよ！

そうかい？　ならよかった。 練習した甲斐があったよ

今日が今年最後のライブだから、 みんなに披露したことない曲を歌えたらいいよねって、 たくさん練習してたんだよね

ああ。これで思い残すことなく、 新しい年を迎えられるよ

わたしもわたしもー！

みんなは、今年１年どうだった？ 楽しめたかしら？

あ、楽しめたっていう人が多そうね！ よかったわ

ええ。そうだ、カウントダウンまであと少し時間もあるし、 それぞれ、何が一番思い出に残っているか話さない？

いいね！　んー……。 一番思い出に残っていること……

はーい！　わたしはホワイトデー！ レンとカイトがくれたお菓子、すっごくおいしかったんだ！

それに……えへへ、メッセージカードまで入ってて びっくりしちゃった！

あ……。あれは、カイトが普段は言えない感謝の気持ちを 伝えたらきっと喜ぶっていうから……

え、えっと、オレはついこのあいだやった記念日かな！

セカイのオレもお祝いしてもらえてて、 なんかすっごく嬉しくなったんだ！

記念日は私も思い出に残ってるわ！ あとは、クリスマスね！

気持ちがポカポカするショーをセカイで見てきたから、 すごく印象に残ってるの

んー、僕はホワイトデーかハロウィンかなぁ。 ホワイトデーはみんなに感謝の気持ちを伝えられたし……

今年のハロウィンは、いたずらされなかったしね！

ふふ。私は七夕かしら。 １年に一度、恋人同士が出会える日って、 やっぱりロマンチックだったわ

みんながいる世界では、 天の川はあんまり見えなかったみたいだけど……。 来年は、綺麗に見えるといいわね

それで、ミクは？

わたしは……、 セカイでまた新しい歌が生まれたあのライブかな！

あ！　セカイにいる子達と一緒に歌ってた、あれだね！

うん。またみんなと歌いたいなあ

ふふ。きっとまた歌えるわ。 私達はみんな、想いでつながっているんだもの

うん、そうだね！

ん……。 あ、みんな、そろそろカウントダウンだよ！

はーい！　ドキドキ、ドキドキ……！

みんなも、一緒にカウントダウンしましょうね！

10秒前からいくよー！

10！

９！

８！

７！

６！

５！

『４！』

『３！』

『２！』

『１！』

『０！』

『ハッピー・ニューイヤー！』

みんな、あけましておめでとう！

今年も、ここに集まってくれたみんなと 歌や想いでつながっていられるように、この歌を歌うね！

セカイのあの子達にも、届きますように——

みんな、聴いてくれてありがとう！

あら？　これって……

ふふっ。セカイにお客さんが来たみたいね！

本当だ！　ミクの歌があの子達に届いたんだよ！

そ、そうみたい……！ どうしよう

ミク、一緒に歌いたかったんでしょ？ 早く行かなくっちゃ！

うん。あの子達も、せっかく来てくれたんだしね

みんな……！ ありがとう！　それじゃあ、いってくるね！

『いってらっしゃーい！』

みんなも、いってらっしゃい

えっと……。 みんな、あけましておめでとう！

『おめでとう！』

……と、挨拶してみたはいいが。 またしてもこの不思議空間に来てしまったな

あはは……そうですね。 なんか、だいぶ慣れてきた気がします

わたしも……

でも、今思うとびっくりだな。 わたし達、知りあう前からこうやって、一緒に歌ってたなんて

そうですね。 これも、歌の力なのかな

歌の力、か……。 たしかに、そうかも

みんなー！

あ、ミクちゃんが来てくれたっていうことは……！ ライブだね！

うん。みんな、一緒に歌ってくれる？

もちろん！　遥ちゃんの巫女さん姿を見て、 いろんな人の想いに触れさせてもらって、 ものすごく気合いにあふれてます！

素晴らしいぞ、花里！ それでこそ、希望を届けるアイドルだ！

ミク！　オレも歌う準備はできているぞ！

えへへ。でも、このメンバーで歌えるの、 なんだかドキドキして楽しそう！

うん！　もう『知らない誰か』じゃなくて、 前よりちょっとだけ、みんなのことがわかるからかも

そうだね。 －－私達も歌いましょう、宵崎さん

ふふ。せっかくここまで来たしね

ありがとう、みんな！

それじゃあ、歌おう！ －－『群青賛歌』！

みんなー！　わたし達の歌を聴いてくれてありがとう！

わぁ！　楽しんでもらえたみたいでよかった！

みのりちゃん達も、一緒に歌ってくれてありがとう

えへへ。どういたしまして！

ミクちゃん、一緒に歌えてすごく楽しかったよ

ああ。もうこの不思議ステージにもだいぶ慣れたしな。 また歌いたくなったら、いつでも呼んでくれてかまわんぞ！

ふふ。こはねちゃん、司くん、ありがとう！

奏ちゃんも一歌ちゃんも、本当にありがとう

うん。びっくりはしたけど、楽しかった

私もだよ、ミク。 今年も、またたくさん歌おう！

うん！

みんなも、最後までありがとう！

今年も、たくさんの歌を届けていくよ！ だから、応援よろしくね

『よろしくお願いします！』